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フィンテックとは何か?わかりやすく解説!

1,フィンテックとは

スマートフォンユーザーが年々急増しているわけですが、スマートフォンにはどこでもネットへの接続が可能になること、携帯電話とは異なり画面が大きいのでネットを利用する時にも便利です。

さらに、充実したアプリ群で色々なやりたいことを簡単にできる、これも人気を集めている理由の一つではないでしょうか。

スマートフォンの利用は様々ではありますが、送金する時にはフィンテックを使えば簡単に指定の振込先金融機関に送金ができる魅力があります。

所で、名前は聞いたことはあるけれども、フィンテックとは何かご存知でしょうか。

身近な使い方としてはスマートフォンの送金が有名ですが、本来どのようなものを意味するのかわからない人、存在自体も知らない人も多いと言えましょう。

英語表記ではFinTechとなりますが、これは2つの単語を組み合わせた造語で、金融のFinanceおよび技術のTechnologyからそれぞれ文字を取ったものです。

造語の意味からも、金融と技術を融合したものであることがわかるかと思われますが、具体的には金融サービスと情報技術を融合させて色々な革新的な動きを示すものがFinTech(フィンテック)です。

参考HP>>フィンテックアワード

 

2,欧米諸国で誕生した新たな金融ベンチャー

欧米諸国では、FinTechは2000年代の前半頃からこの言葉は使われており、リーマンショック・金融危機などを経て、インターネットやスマートフォン、さらに人工知能のAIやビッグデーターなどを活用したサービスを手掛ける新たな金融ベンチャーが誕生しました。

金融ベンチャーのサービスの一つとして資金の貸し手側と借り手側を直接結び付けるやり方、Eコマースと結びつけて決済サービスを行う企業サービス、専門外の分野ではありますがフィンテックを使うことでベンチャー企業が決済サービスにも参入することができるなど、メリットがある手法として認知されるようになりました。

従来、金融サービスが普及していなかった途上国や新興国などでも、スマートフォンを使った金融サービスが提供されるなど可能性がさらに広がるやり方としてこの技術を使う企業の数が増えているのです。

日本の中では2015年頃から注目が集まり始めており、ビジネスパーソンとしてこの仕組みなどについての説明をしっかりと行うことが重要な鍵を握ると言っても過言ではありません。

何となくわかるけれども説明しろと言われた時に、説明ができるのか不安だと言う人も多いと言えます。

 

3,カオスマップとは

カオスマップとは何か、これを知らないとフィンテックを説明する時に苦労してしまいますが、カオスマップはFinTechwo構成するサービスを表すもので、スマートペイメントや仮想通貨、ソーシャルレンディング、投資や資産運用・ロボアドバイザーなど他にもいくつかありますが、これらのカテゴリで構成が行われているのが特徴です。

近年話題になっている仮想通貨もカテゴリに含まれるものですが、仮想通貨は特定の国家による価値の保証を持たない通貨で、主となる使い道はインターネット上での現金の代わりとして利用される、専門取引所では円や名ドル、ユーロなどの法的通貨と交換ができる、商品を購入する時やサービス利用時の決済に使えるなどの特徴があります。

ブロックチェーンと呼ぶ技術を使い実装されたデジタル通貨が仮想通貨で、ブロックチェーンにより改ざんできない取引記録ができるメリットも持ちます。

ブロックチェーンは仮想通貨の中で活用されるキーテクノロジーで、主な特徴には第三者機関を必要としない直接取引・非可逆的な取引・少額取引における信用コスト・手数料の低コスト化・二重支払いの防止、これら5つの事項を実現する目的で開発されたものです。

仮想通貨の中でもビットコインは利用ユーザーが多いものですが、簡単に送金ができるメリットや特定の組織に依存しない、例えば中央銀行などのような金融組織を使わないメリットがあるわけです。

 

4,スマートペイメントについて

スマートペイメントもフィンテックのカテゴリの一つですが、スマートペイメントは商取引においての現金や銀行での手続きを不要にする電子的な決済手段、スマートペイメントはお札や小銭など現金そのものの管理が要らないため、金融機関を利用した際の手続きに要する時間や手数料がゼロになる、これによりいち早く利用者のお金の支払い方法の選択肢を広げることが実現します。

尚、スマートペイメントにはカードを使う決済方法とQRコードを使う決済方法があり、カード決済は一般的なクレジットカードの仕組みと同じようなもので、大きく分けると消費者向けと事業者向けの2つにわかれます。

消費者向けは審査がないのでクレジットカードを持つことができない人でもりようができる魅力もあるわけです。

QRコード決済の場合は、主にモバイル決済で実店舗やオンラインショップなどに関係なく、表示されたQRコードを普段お使いのスマートフォンで読み取るだけで決済ができる利便性も備わっています。

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中古住宅の購入のメリットと検討したいポイント

◆中古住宅の購入のメリットと気をつけたいポイント

これからマイホームを購入しようとする場合には多額の費用がかかるのは周知のとおりです。

もちろん規模やグレードにもよりますが、一般的にいえばマイホーム購入に必要な費用は数千万円レベルとなっており、これはサラリーマンとして会社に勤務している人の年収の数倍にもおよぶ金額です。

そこで多くの場合には一生に一度の大きな買い物となるわけですが、なかなか家計の事情にかんがみてそれだけの金額を用意することが難しい場合があることも確かです。

その場合に選択肢として注目しておきたいのが中古住宅です。

通常は以前の持ち主が増設した設備などもそのままですので、たとえばカーポートや太陽光発電システム、床暖房、ユニットキッチン、電気温水器などといった、新築住宅であればオプション扱いで整備するのに相当の金額を費やさざるを得ないものまでも、そっくりそのまま引き継ぐことができます。

◆建物そのものだけではなく、立地などの他の条件にも優れていることが多いのも事実

また以前に人が住んでいたという実績がある以上、建物そのものだけではなく、立地などの他の条件にも優れていることが多いのも事実です。

病院やスーパーマーケット、小中学校、鉄道の駅やバスターミナルなどといった施設が近くにあったり、市町村の運営する上水道や下水道が整備されているエリアに含まれていてそのサービスが受けられることなどがその事例として挙げられます。

新築住宅であればこのような条件を満たす土地を探すところからはじめなければなりませんが、中古住宅の購入であればこのようなめんどうなプロセスを省略できるところも大きな魅力です。

しかし実際の購入となるといくつか注意をしておくべきポイントがありますので、それを踏まえた上で検討し、交渉に臨むことが必要です。

不動産はいったん購入してしまうと、その後気に入らないからといっても容易に売却することは難しく、売却をするならばそれなりの労力が必要になります。

引き渡しを済ませる以前であれば、違約金を支払うなり、あるいは手付金を放棄して解約をするといった方法もとれないわけではありませんが、いずれにしても金額的にはかなりの痛手になることは確かです。

したがって最初の段階から慎重に行動することが求められています。

◆中古住宅の場合には単純に価格だけで購入を決めないこともたいせつ

たとえば中古住宅の場合には単純に価格だけで購入を決めないこともたいせつです。

以前の持ち主が何らかの欠陥があることを認識して売却を進めた可能性もあります。

それは土台の傾きや雨漏りなどの物理的な欠陥もありますし、隣接する地主と境界をめぐりトラブルになっている、境界がそもそもはっきりしていない、建物のひさしなどの部分が越境しているなどの権利関係での欠陥ということも想定されます。

以前の持ち主が事実を隠して取引したとして、引き渡し後に何らかの欠陥が見つかったとしても、瑕疵担保責任として相手から損害賠償または修理費を受けることは一般に可能です。

ただしこれらの事実を納得した上で、瑕疵担保責任なしのような条件で購入した場合には、もともと欠陥の部分が通常価格から差し引かれた上で安価な売却価格が設定されていたものと考えられますので、後で責任を問うことができなくなります。

この場合は欠陥があってもリフォームなどは買い主が経費を負担しなければなりませんので、結果的にはそれほど安くはなくなってしまうおそれも否定できません。

◆中古住宅の購入に際して、かならず現地を確認してみることは鉄則

また中古住宅の購入に際して、かならず現地を確認してみることは鉄則といえます。

写真や解説文などでいかに理想的に見えたとしても、実際に住んでみた結果がイメージとはまったく違っていることはいくらでもあります。

たとえば周囲が山林であれば建物が立派でも太陽光がまったく当たらず不健康な生活を強いられてしまうことがありますし、一見するとメリットなはずの敷地が広いことも雑草の除去などの管理が行き届かない原因になっていたりすることがあります。

また敷地や建物そのものには直接の関係がなくとも、周囲に墓地やごみ集積所のような施設があったり、あるいは幹線道路に面していてトラックなどの騒音に我慢ができないこともあり得ます。

特に日照や騒音、臭気などの目には見えない環境は現地を訪れなければなかなか把握がしにくいものです。

インターネットの不動産売買専門のポータルサイトや市販されている不動産情報誌などを見てもそうですが、物件の所在地や床面積、敷地面積、上下水道などのインフラの有無、間取りや室内設備、築年数などの基本となる情報は書かれていても、騒音や臭気をはじめとする事項は書かれていないのが普通ですので、みずからチェックすることには大きな意義があります。

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商社とはどのような事業を行っているのか

「商社」の業務内容やその特徴について

新聞や雑誌やテレビなどで「商社」の名前を見聞することは日常的に良くあることです。

ことほどさように耳にする業種ですが、実際の業務は何を行っているのか今一具体的イメージを抱きづらいのが正直なところではないでしょうか。

多くの人々では、世界規模で経済活動を行っている巨大企業、程度の認識に止まっているのが現実です。

そこで本稿では「商社」の業務内容やその特徴などについて御紹介しましょう。

そもそも商社とは、輸出入貿易や日本国内での販売を主要な業務に取扱う商業を展開する会社のことを意味しています。

幕末期に活躍した「小栗忠順」と言う御仁が英語の「COMPANY」の訳語に当てたのが嚆矢とされているのです。

大別すると「総合型」と「専門型」に分類することが出来ます。「

総合型」では幅広い分野の商品やサービスを扱っているのが特徴で、取扱う商品も即席めんからミサイルなどの軍事関連機器という様に多岐にわたります。

これに対して「専門型」ではある特定の分野の商品に特化して輸出入貿易をなどを行っている訳です。

海外では専門型が多く、穀物や石油など世界経済の行方を左右する戦略物質や食料などに特化しているのが特徴です。

「総合型」は世界レベルで見ると他に例がなく、日本特有の形態とされています。

業務の中核を担っているのは、多種多様な商品についての卸売業

商社の業務の中核を担っているのは、多種多様な商品についての卸売業になるのです。

具体的には家電メーカーや食品メーカーは生産した商品を販売してその対価をもとに収益をあげることになります。

しかし通常メーカーは小売客に販売するのは得意ではありません。

もちろんメーカー独自の販売を行っている場合もありますが、全体の売上げから見れば微々たるものです。

なぜなら消費者は小売店から商品を購入するのが通常だからです。

メーカーと消費者の間に入って流通の手助けをしている

そこでメーカーと消費者の間に入って流通の手助けをしている訳です。

より具体的に見れば、メーカーから直接商品を買取り、小売店には注文があった数の商品を販売することで、消費者は小売店から商品を購入することが可能になります。

いわばメーカーと小売店のクッションの役割を担っていると言えるでしょう。

モノの輸出入に関する業務を行っている

もう一つ重要なのは、モノの輸出入に関する業務です。

日本はほとんどの地下資源に恵まれず金属や燃料はほぼ輸入に頼っています。

例えば石油は中東諸国から海路タンカーで運搬して、輸入すしなければ日本経済は成り立ちません。

そこで原材料を海外から輸入し、日本国内の製造業に販売することになるのです。

そこでこれらの資源を加工して商品を製造し海外に輸出することで海外に販売することになる訳です。

そこで営業担当者は世界各国を飛び回り、いろいろなものを買付け、同時に日本製品の売り込みなどの営業に奔走しています。

このように一企業でありながら各種の地下資源といった戦略物質の確保を担っているので、日本経済の屋台骨を支える存在とも評価できるのです。

企業に対して融資や投資も行っている

また商社では、企業に対して融資や投資も行っています。

本来ならメーカーは製造した商品が消費者が購入して、メーカーはその代金を受け取ることで売上げが計上されるのが本来の姿です。

しかしこれではメーカーは商品を開発しても販売が叶わないかぎり収益をあげることが出来なくなってしまいます。

ましてや新製品を開発するためには研究開発費などを融通しなければならず、商品の販売されるのを俟っていては事業も成り立ちません。

そこでメーカー側としてはとりあえず販売することが出来るので、消費者に入手されるのを待つまでもなく資金を調達することが出来るわけです。

つまり実際には消費者がメーカーの商品を購入していない場合であっても、メーカーは運転資金を確保することが可能になります。

このように日本の製造業の成長の為に寄与してきた歴史を持っていますが、ありようは時代とともに変化を見せているのも確かです。

バブル崩壊時にはメーカーの原料の輸入代行から海外での販路開拓に至るまで手広く事業を手がけてきました。

景気後退で一時期低迷時代が続きましたは、中国やインドを始めとする新興国の目覚しい経済成長により、再度国際的な資源需要が活発になっています。

同時に世界規模での経済成長は膨大な投資資金を生み出し、株式市場やコモディティ市場への資金流入を呼び込んでいます。

このようなことから金融関連でのトレードも主要な収益源となっており、物を介在する従来のあり方から見れば、事業はより多様さを増していると考えることが出来るでしょう。

このように見ると儲かるチャンスがあれば、何にでも果敢に挑戦する姿勢が見て取れます。

特に稀少で戦略的には重要な地下資源などでは資源獲得を巡って係争が起きている地域も含まれるのは確かです。

そのような危険な地域でも、危険を厭わずに赴きタフな交渉もこなすなど、今日の日本の発展の影には商社の存在を抜きには勝たれないと言えるのです。