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フィンテックとは何か?わかりやすく解説!

最終更新日 2024年5月14日

1,フィンテックとは

スマートフォンユーザーが年々急増しているわけですが、スマートフォンにはどこでもネットへの接続が可能になること、携帯電話とは異なり画面が大きいのでネットを利用する時にも便利です。

さらに、充実したアプリ群で色々なやりたいことを簡単にできる、これも人気を集めている理由の一つではないでしょうか。

スマートフォンの利用は様々ではありますが、送金する時にはフィンテックを使えば簡単に指定の振込先金融機関に送金ができる魅力があります。

所で、名前は聞いたことはあるけれども、フィンテックとは何かご存知でしょうか。

身近な使い方としてはスマートフォンの送金が有名ですが、本来どのようなものを意味するのかわからない人、存在自体も知らない人も多いと言えましょう。

英語表記ではFinTechとなりますが、これは2つの単語を組み合わせた造語で、金融のFinanceおよび技術のTechnologyからそれぞれ文字を取ったものです。

造語の意味からも、金融と技術を融合したものであることがわかるかと思われますが、具体的には金融サービスと情報技術を融合させて色々な革新的な動きを示すものがFinTech(フィンテック)です。

参考HP>>フィンテックアワード

 

2,欧米諸国で誕生した新たな金融ベンチャー

欧米諸国では、FinTechは2000年代の前半頃からこの言葉は使われており、リーマンショック・金融危機などを経て、インターネットやスマートフォン、さらに人工知能のAIやビッグデーターなどを活用したサービスを手掛ける新たな金融ベンチャーが誕生しました。

金融ベンチャーのサービスの一つとして資金の貸し手側と借り手側を直接結び付けるやり方、Eコマースと結びつけて決済サービスを行う企業サービス、専門外の分野ではありますがフィンテックを使うことでベンチャー企業が決済サービスにも参入することができるなど、メリットがある手法として認知されるようになりました。

従来、金融サービスが普及していなかった途上国や新興国などでも、スマートフォンを使った金融サービスが提供されるなど可能性がさらに広がるやり方としてこの技術を使う企業の数が増えているのです。

日本の中では2015年頃から注目が集まり始めており、ビジネスパーソンとしてこの仕組みなどについての説明をしっかりと行うことが重要な鍵を握ると言っても過言ではありません。

何となくわかるけれども説明しろと言われた時に、説明ができるのか不安だと言う人も多いと言えます。

 

3,カオスマップとは

カオスマップとは何か、これを知らないとフィンテックを説明する時に苦労してしまいますが、カオスマップはFinTechwo構成するサービスを表すもので、スマートペイメントや仮想通貨、ソーシャルレンディング、投資や資産運用・ロボアドバイザーなど他にもいくつかありますが、これらのカテゴリで構成が行われているのが特徴です。

近年話題になっている仮想通貨もカテゴリに含まれるものですが、仮想通貨は特定の国家による価値の保証を持たない通貨で、主となる使い道はインターネット上での現金の代わりとして利用される、専門取引所では円や名ドル、ユーロなどの法的通貨と交換ができる、商品を購入する時やサービス利用時の決済に使えるなどの特徴があります。

ブロックチェーンと呼ぶ技術を使い実装されたデジタル通貨が仮想通貨で、ブロックチェーンにより改ざんできない取引記録ができるメリットも持ちます。

ブロックチェーンは仮想通貨の中で活用されるキーテクノロジーで、主な特徴には第三者機関を必要としない直接取引・非可逆的な取引・少額取引における信用コスト・手数料の低コスト化・二重支払いの防止、これら5つの事項を実現する目的で開発されたものです。

仮想通貨の中でもビットコインは利用ユーザーが多いものですが、簡単に送金ができるメリットや特定の組織に依存しない、例えば中央銀行などのような金融組織を使わないメリットがあるわけです。

 

4,スマートペイメントについて

スマートペイメントもフィンテックのカテゴリの一つですが、スマートペイメントは商取引においての現金や銀行での手続きを不要にする電子的な決済手段、スマートペイメントはお札や小銭など現金そのものの管理が要らないため、金融機関を利用した際の手続きに要する時間や手数料がゼロになる、これによりいち早く利用者のお金の支払い方法の選択肢を広げることが実現します。

尚、スマートペイメントにはカードを使う決済方法とQRコードを使う決済方法があり、カード決済は一般的なクレジットカードの仕組みと同じようなもので、大きく分けると消費者向けと事業者向けの2つにわかれます。

消費者向けは審査がないのでクレジットカードを持つことができない人でもりようができる魅力もあるわけです。

QRコード決済の場合は、主にモバイル決済で実店舗やオンラインショップなどに関係なく、表示されたQRコードを普段お使いのスマートフォンで読み取るだけで決済ができる利便性も備わっています。