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若者の間で支持されている増田氏をはじめとするエンジェル投資家とは

最終更新日 2024年5月14日

2010年、日本政府は国民に対して資産の向上を推奨する指針を表明しました。
これば2000年以降顕著となった少子高齢化に起因をするものです。
日本は先進諸国の中で唯一、公的な年金制度を持つ国です。
1950年に日本年金機構が誕生し、満20歳以上から60歳までの間に毎月所定の保険料を支払えば、61歳からこの掛け金を還付されるというものです。

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今後65歳以上となる高齢者の年金を賄えるだけでの財政が確保できない

昨今では1月当たりの掛け金は1万6000円となっており、満額を納付していれば2か月に1回は16万円の給付となります。
1990年代まではこの年金システムは正常に機能をしていましたが、1990年後半からはそれが叶わなくなっています。
理由は掛け金を納付する若い世代が大幅に減少してしまい、今後は人口の逆ピラミッドが形成されるからです。
つまり、今後65歳以上となる高齢者の年金を賄えるだけでの財政が確保できないというわけです。
その問題を打開するために、2010年当時の政権では、国民ひとりひとりが現役時代にしっかりと老後の資金を蓄えるように、行動をしないといけないことを表明されたわけです。
資金を確保するには、仕事で得るだけの給与では賄えない方が大半でしょう。
住宅ローンから教育費、食費に介護費用など生活をするだけでも、たくさんの資金は必要です。
さらに自身の老後の蓄えを生み出すには、何かしらの資産運用をおこなわないといけません。
2021年現在、20歳以上から50歳までの世代で支持されてるのが、株式投資です。
これらのうち、20代から30代の投資家のことをエンジェル投資家と呼んでいます。
そこでここでは、増田裕介氏などのエンジェル投資家の概要や投資スタイルなどを詳しく解説していきましょう。
副収入を得るには働いて得た資金を元手にして、さらに大きなリターンを得るのが効率的です。
以前は富裕層の方しか挑戦できないように考えられていた株ですが、現在は一般市民でも気軽に挑戦できる商品があります。
それらについても触れていくので、参考にしていただければ幸いです。

関連記事:増田裕介(エンジェル投資家)の経歴/人物像とは?株式会社Riche Labについても調査!

エンジェル投資家とは

まずはエンジェル投資家とは一体どのような方なのかというと、500円単位の小口投資をなされている方のことを指します。
1995年までは株式を購入するには、最低数というものが設定されていました。
たとえば東証一部に上場している企業であれば、最低でも50口は購入しないといけません。
1口2000円だとすると100万円が投資金額となるので、この点が富裕層しか手が出せないものと考えられていたわけです。
ところが2001年に金融法が改定され、新しく運用投資サービスが解禁されました。
これにより、1口単位から投資信託会社を通して買えるようになり、少ない元手で資産運用をおこなえるようになったわけです。
また2010年からはデジタル運用サービスも新たに始まり、スマートフォンやパソコンの電子商取引でも株券を1口から手に入れられます。
若い世代にとっては500円単位から株式を購入できることにメリットを感じており、2021年4月時点で約400万人もの方々が資産運用をなされるようになりました。
エンジェル投資家という言葉は、アメリカのニューヨーク商取引所で誕生した言葉です。
アメリカでは1990年代前半に生まれたジャスダック市場で小口投資が可能となり、20代の若者の間でブームとなりました。
天使の涙ほどの少ない資金で大きなチャンスを掴む、という意味が込められた呼び名です。

エンジェル投資家にとってもっとも効率のいい運用法

ではここからはエンジェル投資家にとって、もっとも効率のいい運用法をご紹介していきましょう。
手元資金が10万円程度と少ない場合は、電子商取引がおすすめです。
今ではスマートフォンの通信事業者や電子決済サービス会社も、金融取引業に参入をなされています。
各キャリアのサービスを利用されている方で尚且つ、キャリア側が金融取引業もおこなっていれば、その運用サービスを活用すると良いでしょう。
スマートフォンだと毎月支払う通信費用でポイントが付与されます。
そのポイントを株式の購入に補填できるのがメリットといえるポイントです。
100円分のポイントを使って1口分の株を購入するだけでも、立派な投資家というわけになります。
ここで注意をしておきたいのは、小口投資だと払い戻しをするには最小金額に到達しないとおこなえないということです。
大半の方がいつでも手持ちの株を手放して現金を手に入れられるとお考えですが、それはあくまでも個人で投資をした場合です。
投資信託会社を仲介した場合は、必ず最低金額をこえた分からしか受け取れません。
小口だと100円単位から運用されるので、少なくとも10万円分以上の投資がなされていないといけないわけです。

まとめ

エンジェル投資家の場合は、短期の黒字を目指すよりも長期運用が理想的です。
5年から10年間は運用を続けていき、その間に元手を増やしていけば老後の生活資金を十分に蓄えられるというものになります。