最終更新日 2024年5月14日
債務整理は借金の整理をするためのものであり、ようするにお金に困っている人間がするものです。
そうなると重要となってくるのは債務整理をするためにかかる費用のことでしょう。基本的に債務整理の手続きは法律の知識があれば可能ではありますが、その知識があれば借金返済に困る生活を送っているわけがありません。そのため弁護士に依頼することが前提となり、費用としては弁護士に依頼する際のものを考えることが大部分となります。
では実際に費用としてはどのような部分にお金がかかり、どのような感じになっているのでしょうか。
まず今では無料相談をする事務所もありますが、相談に費用を取るところも多く存在します。この相談は事務所にもよりますが、基本的には何時間ごとに何千円と時間によって変わってくるため、このことも考えて相談するのであればできるだけ長く時間をかけずに手短に終わらせた方がよいということになります。
次は債務整理を依頼した時の費用となりますが、任意整理、民事再生、自己破産などのどの手続きをするかによって費用が変わってきます。この中で一番安価で済むのが任意整理です。というよりも任意整理と他の2つでは明らかに相場が違っており、実際には事務所によっても費用に違いはあるのですが、10倍以上も近く変わることがあります。だからこそ債務整理をするのであれば任意整理で済ませた方が費用としては安くなってよいのです。
一番費用が高くなるのは自己破産ではなく実は民事再生であったりします。とはいえどちらも10万を超えるのは当たり前のものとなっており、民事再生の場合は住宅ローンの存在があれば更に高額となり、自己破産の場合には基本的には民事再生より安価で済むと思ってよいですが、管財事件に該当する場合には民事再生より高額になることが多いです。
ちなみに弁護士よりも司法書士に依頼した方が全体としては費用として安価にはなりますが、ケースによっては司法書士に依頼するのは難しいことにもなるため、基本的には弁護士依頼を視野に入れて考えていくといいでしょう。
