最終更新日 2024年5月14日
工夫次第で光熱費を抑えられるオール電化
オール電化とは自分の住宅で使用する熱源の全てを電気で賄うというシステムです。
オール電化の大きなメリットとされているのがお湯と暖房の費用を安く抑えることができることです。
常に電気代の方がガス代よりも安いわけではありませんが、電気代には夜間料金など安くなる仕組みが採用されていることが多く、上手く活用することで料金を安くすることが可能です。
例えば夜間料金が適用されている時間帯にお湯を沸かしてタンクに溜めておき、それを日中に使用するという方法があります。
暖房に関しても料金を安く抑える方法があります。
夜間料金が適用される時間帯に蓄熱を行う暖房機を使用すると特に効果的です。
蓄熱暖房機は蓄熱レンガを活用して熱を溜める仕組みが採用されており、日中に放熱する仕組みです。
この暖房機から発せられる熱は自然法流なので、室内全体をムラなく温めることが出来ます。
根本的にガス料金よりも電気料金の方が安いこともありますが、工夫をすることでさらに安く抑えることができます。
メリットはコスト面以外にもある
オール電化のメリットは他にもたくさんあります。
その1つが基本使用料を一本化できることです。
電気とガスを両方使っていると請求や引き落としが別々に行われるためやや面倒ですが、オール電化ならまとめることができます。
その結果、基本使用料を安く抑えられるという仕組みです。
加えて住居の安全性を高められることも大きなメリットです。
ガスと違って電気は基本的に炎を発生させることがありません。
そのため、不注意などによって燃え移る心配もなく、子供達に料理をさせる場合にも安全です。
二酸化炭素は食材から発生する分だけで済むので、空気が汚れにくいのも特徴です。
電気温水器を使用している場合はそこに溜められているお湯を災害時などに使用することも可能です。
オール電化は様々なメリットを生み出してくれます。
しかし、ただ闇雲に導入することで得られるメリットは限定的です。
例えば、自分の生活にマッチした料金プランを選択することは非常に重要です。
昨今では電力自由化と組み合わせたプランも登場しているのでより一層、お得になれるチャンスが生まれています。
どのプランを選べば良いか分からないという方はエスコシステムズなどに相談して料金診断をしてみることをお勧めします。
スマートフォン料金やインターネット料金など、身の回りの料金をどんどんとまとめていけば支払いも非常に楽になります。
手間が省けるのも大きなメリットと言えます。